O邸「アグリハウス」
ご依頼内容
山形県庄内の旧家で、地元の設計士さんは建て替えを勧めたそうです。思いのある家を残しつつ、住みやすい環境にし、また人が集まれるような家をご希望でした。
当社の想いと対応内容
建築主は、意欲ある米農家の方です。
100年以上経った家を建替えるよりも、いい木材を活かしてリフォームする提案をし、意見を同じくしました。
ご主人の希望であるグリーンツーリズムなど農業体験のできる環境を作る上で、「家」は重要な役割があると考え、人の集まれる「公」の部分と省エネ性能を重視した「私」の棲み分けを明確にし、故郷を感じる意匠にもこだわりました。
構造耐力を充分に確保し、温熱環境、通風、省エネルギー性は新築と同様の性能を満たしました。
リフォームと言っても、ジャッキアップして基礎を作り、朽ちた柱などは取り換え、屋根の一部は張替えをし、外装は通気工法の外装にやり替え、新築よりも手間が掛かっています。
建築主の感想
高い天井の廊下が気に入っている。
全国紙にも住宅が取材されて、廊下で子供たちと遊んでいる写真が掲載されました。
茶の間
サンルーム・階段
LDK